Red Hat を Microsoft Azure (IaaS v2) で動かす

[2016/02/18 追記] Red Hat Enterprise が Azure Marketplace (Gallery) から選択可能になったので、今後はこれを使用できます ! (以下の投稿は、Red Hat の Repository から Image を持ち込んで使う方法を記載)

azure_redhat

Red Hat Enterprise が Microsoft Azure にようやく対応したが、Azure Resource Manager (ARM) ベースの仮想マシンで動かす方法に悩んだのでメモしておく。(いま動かすなら、当然、v2 で動かしたい。)

なお、下記の細かなコマンドの中身などは、概ね、「Prepare a Red Hat-based Virtual Machine for Azure」に記載されているので、ここではどのようなことするかステップややっていることを述べておく。

まず必ず最初にハマるポイントだが、現在、Azure Marketplace (Gallery) に Red Hat のイメージはない。(今後提供される予定のようだが、少なくとも 2016 年 01 月時点では。。。)
後述する Document や Channel 9 (動画) で紹介されているが、自分で image を取得して構成し、Azure 上に展開する必要がある。

下記は、Linux の Host (Client) から作業している想定で記載する。

  1. Red Hat Enterprise のイメージを取得する
    (例えば、https://access.redhat.com/ から KVM Guest Image などを取得すると良い)
  2. 上記で取得した Red Hat の Virtual Machine (image) を起動して接続 (ログイン) する。
  3. まず、構成ファイルなどを編集して Network 関連の構成をおこなう。
    詳細は「Prepare a Red Hat-based Virtual Machine for Azure」に書かれているので参考にしてほしい。
  4. 下記の手順で Azure Linux VM Agent (WALinuxAgent) のインストールをおこなう。
    1. そのために、まず Package のインストールができるよう、Red Hat Enterprise を Subscribe しておく
      (sudo subscription-manager register)
    2. EPEL Repository の取得と有効化をおこなう
    3. Azure Linux VM Agent (WALinuxAgent) をインストールする (yum コマンド)
    4. Red Hat Enterprise を UnSubscribe する
      (sudo subscription-manager unregister)
  5. インストールした Azure Linux VM Agent を使って Generalize (Azure の展開に備えた Clean-up) を実行
    (sudo waagent -force -deprovision)
  6. Virtual Machine を shutdown する
  7. 上記で作成されたマシン イメージ ( .raw .qcow2 .vmdk など) を qemu-img コマンドを使って .vhd ファイルに変換する (qemu-img コマンドの -O オプションに vpc と指定する)。
    ただし、Azure に展開する vhd の Virtual Size は 1 MB で Round されている必要があるので要注意。.qcow2 などの場合、いったん .raw に変換した後で、qemu-img resize コマンドで 1 MB 単位に Round して、そのあとで .vhd に変換する。(Hyper-V などで作ったイメージの Virtual Size は必ず Round されているが、Linux 上の VM はそうとは限らない。)
  8. Azure CLI や Azure Resource Manager (ARM) の template を使って、上記のカスタム イメージ (vhd ファイル) を Azure に配置し、ARM ベースの Virtual Machine (VM v2) を作成する。
    この具体的手順や注意点は「Azure Resource Manager の template の How-to」の「custom image の利用」に書かれているようなので参考。(上記のように作成した vhd を、この方法で展開することが可能。)
  9. さいごに、展開された Red Hat Enterprise の VM (v2 image) にログインして Subscribe
    (sudo subscription-manager register)

結論を書くと、 上記の 8 以外 (上記の 1 – 7, 9) はドキュメントや Channel9 でも紹介されている内容と同じ。要は、作った .vhd を ただ ARM Base で展開すれば良いということのようだ。

 

※ 参考情報

Document : Prepare a Red Hat-based Virtual Machine for Azure

Channel9 : Uploading a Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.1 image to Microsoft Azure

 

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