MongoDB でドキュメント DB の魅力を 30 分で学ぶ (記事紹介)

今回、@IT さんに記事を載させてもらったので紹介したい。

@IT 特集 : MongoDBで理解する「ドキュメント・データベース」の世界 (1)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1211/09/news056.html

@IT 特集 : MongoDBで理解する「ドキュメント・データベース」の世界 (2)http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1211/30/news040.html

プログラマーのために、ちゃんと実際のコードなどを使って本質から理解 (=実感) してもらう主旨。前半は MongoDB を例に書いて、後半では、逆に MongoDB 特有なところがあるので、そこをわかるように書こうと思う。

なかなか文書にして伝えるのってむずかしいよね。著者の本音で書くと、要は CAP 定理みたいな考え方の本質、つまり、「KVS とは、実現したいある究極のゴールのために、今ある便利さの一部を削ってでも実現した実装系」であり、ドキュメント データベースはそれをより現実的、かつ理想的な形で俯瞰したものという点を伝えたかった。でも、説明や前置きが長かったり、数学じみた話とか難しかったりすると、なかなか一般向けの文書として読んでもらえない。そこで、いろいろ悩んだ末、こんな感じの例示にしたという感じ。

MongoDB を例にドキュメント データベースを語って終わると、今後は、ドキュメント データベースは全部そうだって誤解するので、後半は、得意の RavenDB をひっぱり出して (あえて Couch ではなくてゴメン)、「実は、MongoDB は、こんなところが特別だった」という観点で、逆の側面から見ていこうと思う。(両方読めば、RDB な人たちも、「なんか、ドキュメント データベースが見えてきた !」となるようにしたい。)

個人的には RavenDB のほうが好きなんだけど、やっぱ、世界でもっとも使われている MongoDB のほうが読む気がするよね。(RavenDB、US では頻繁に Workshop や BootCamp なんかもおこなわれてます . . . 人口が多いって、うらやましい)